フロスについて
更新日時:2021/01/15
カテゴリ:ブログ
JR吹田駅 歯医者 ゆうき歯科です。
皆様もすでにお使いのことと思われますが デンタルフロス について です。
フロスか、死か(floss or die)
これはデンタルフロスなどを使って歯間清掃をしなけれは、歯周病になってさらに認知症や全身疾患リスクが高まることを言い表したアメリカでいわれているキャッチコピーです。
アメリカのとある自治体で歯科診療に携わっている歯科医師に行われたアンケートで「無人島にもっていけるデンタルケアグッズを一つだけ選んでください」という項目がありほとんど者が「デンタルフロス」と回答したそうです。アメリカの一部の州や欧州の一部の国では歯医者で定期的な検診、クリーニングを継続して受けていないとある種の生命保険に加入できないケースなどがあり日本より全身疾患と歯科の関係が重視されています。先進国といわれている国で全身の健康と口腔領域の疾患の関係が重視されていない国は日本くらいのようです。
歯ブラシでどんなに時間をかけて丁寧に磨いても、歯垢(プラーク)の60%程度しか落とすことができないといわれています。
★ブラッシング+デンタルフロス
歯間のプラーク除去率 79%
★ブラッシング+歯間ブラシ
歯間のプラーク除去率 85%
両方使うのがよいのですが、時間がない場合は歯間ブラシの使用をおすすめします。
患者さんからの質問で多いのが デンタルフロスは一度だけ歯と歯の間を通過させればよいのか? というものがありますがデンタルフロスは歯と歯の接触点の清掃と歯周ポケットの清掃も行えますので歯肉に少し沿わせて使用してみてください。