粘液嚢胞について
更新日時:2020/02/13
カテゴリ:ブログ
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粘液嚢胞とは?


唇の中にある小唾液腺という唾を作る組織が腫れる病気です。子供に多いですが大人にもできます。

水ぶくれの様な物ができる。

触れると唇の中にコロコロした球状のできものがある。

痛みやしびれが無い。

などの特徴があります.多くは2から3週間、1ヶ月程度で潰れて治ってしまいますが,再発を繰り返す物もあります.

治療方法

潰れて治ることもあるので,できて間が無い場合は経過観察をします.

2〜3週間たっても治らない物、再発を繰り返すもの、周囲が硬くなってしまったものは摘出をします。
粘液嚢胞は以前はメスにより外科的に切除が主な治療法でした。
当院ではレーザーによる外科手術も積極的に行っています。(患者さんの状態、嚢胞の再発の頻度等による)
メスを使うと切った部位を縫合しなくてはなりません。
細かい血管なども切るので、術後に内出血などを起こしてしまう場合があります。

レーザーで手術を行えば、出血がほとんどなく手術も行いやすい。

また術後の出血も少なく傷口を縫合する必要もないので、後日に抜糸に来てもらわなくてもいいのです。


ただ、レーザーの場合再発の恐れもあります。 再発を繰り返す場合は従来のメスによる外科的切除をお勧めしています。
当院ではレーザーによる一般外来での粘液嚢胞の摘出も頻繁に行っております。

いろんな治療法を吹田のみなさまに提案させていただき、その吹田の患者さんにとっての最善を考えながら真摯に治療に取り組んでいきます。
いずれにせよ吹田の方で自分が粘液嚢胞かも?と心配方は一度吹田の歯科を受診しましょう。