エナメル質形成不全について
更新日時:2018/02/28
カテゴリ:ブログ
こんにちは。
JR吹田駅 歯医者 ゆうき歯科です。
今回は エナメル質形成不全 についてです。
吹田駅周辺の歯医者には歯の色が気になるとのことで受診される方もいられることかと思われます。
エナメル質形成不全とは?
人体の中で一番硬い エナメル質 が作られる過程でなんらかが原因でうまく形成されなかった歯のことを エナメル質形成不全 といいます。
これは、乳歯、永久歯のどちらにもみられることがあります。
見た目は他の歯と比べて白斑であったり、黄色っぽかったりでこぼこしていたりと形成不全の程度により様々です。
その原因は2つに分けられます。
1.母親のお腹の中にいる時に作られる
歯は骨の中で作られてから生えてきます。そこでエナメル質が作られ、発育していく時に、
何らかの全身的障害で歯の成長が一時的に阻害されることによって起こります。
歯は赤ちゃんがお腹の中にいる時から作られるので、母体の状態が原因になることもあるのです。
1本だけでなく、複数の歯に見られることもあります。 まれに遺伝によって発生することもあります。
この場合は乳歯、永久歯の全ての歯に影響が出てしまいます。病気 ・ビタミン不足 ・栄養障害 ・ホルモン異常 ・フッ素
などの無機物の影響など歯を診て原因を特定はできませんがこれらがあげられます 。
2.生後乳歯の外傷・虫歯が原因になっている
乳歯の時に虫歯がひどかったり、ぶつけたなどの外傷を受けたりした場合は、
これから生え変わってくる永久歯に影響が出ることがあります。
エナメル質形成不全は歯の表面の病気です
歯の表面はエナメル質という、人の体の中で最も硬いもので覆われています。
そのエナメル質が何らかの原因で、先天的に影響を受けて、上手く作られなかった歯のことをエナメル質形成不全と言います。虫歯になりやすく、進行も早いので日々注意して観察する必要があります。
自分の歯・お子さんの歯を見てチェックしてみよう
・濃い白色をしている
・黄色っぽい色をしている
・茶色っぽい色をしている
1つでも当てはまれば、軽度のエナメル質形成不全の可能性があります。歯が白く濁っている時は初期虫歯の可能性も考えられます。
治療方法はフッ素で強化とプラスチックの樹脂で補強
1.歯科医院で定期的にフッ素塗布していく
エナメル質がないことは虫歯菌が出す酸に弱い表面になっています。高濃度のフッ素を活用することで、
歯の質を強化し虫歯菌の作る酸に対して溶けにくい強い歯を作ることが出来ます。 そして虫歯の予防にもなります。
2.プラスチックの樹脂で修復
必要に応じて柔らかくなった所、でこぼこになっている所、欠けた所にはコーティング剤やプレジンという
プラスチックで補強・修復をします。 また大人になった時点でに見た目や色が気になる方は、
歯を削って、表面や全体をセラミックで覆うことも出来ます。歯を削ることになるのであまり積極的に進めません。
家庭でできること
フッ素でのホームケアをすること
自宅用の低濃度のフッ素ジェルやフッ素洗口液を使用しましょう。
毎日フッ素を取り込むことによって歯質を硬くすることが出来て、虫歯予防になります。
エナメル質形成不全は正しいケアが出来ていれば問題ない病気です。
ちゃんとした知識がないとすぐに虫歯になってしまうこともあるので、大切な歯を守っていくために歯ブラシしっかりして定期的に吹田の歯医者でフッ素塗布しましょう。
JR吹田駅 歯医者 ゆうき歯科です。
今回は エナメル質形成不全 についてです。
吹田駅周辺の歯医者には歯の色が気になるとのことで受診される方もいられることかと思われます。
エナメル質形成不全とは?
人体の中で一番硬い エナメル質 が作られる過程でなんらかが原因でうまく形成されなかった歯のことを エナメル質形成不全 といいます。
これは、乳歯、永久歯のどちらにもみられることがあります。
見た目は他の歯と比べて白斑であったり、黄色っぽかったりでこぼこしていたりと形成不全の程度により様々です。
その原因は2つに分けられます。
1.母親のお腹の中にいる時に作られる
歯は骨の中で作られてから生えてきます。そこでエナメル質が作られ、発育していく時に、
何らかの全身的障害で歯の成長が一時的に阻害されることによって起こります。
歯は赤ちゃんがお腹の中にいる時から作られるので、母体の状態が原因になることもあるのです。
1本だけでなく、複数の歯に見られることもあります。 まれに遺伝によって発生することもあります。
この場合は乳歯、永久歯の全ての歯に影響が出てしまいます。病気 ・ビタミン不足 ・栄養障害 ・ホルモン異常 ・フッ素
などの無機物の影響など歯を診て原因を特定はできませんがこれらがあげられます 。
2.生後乳歯の外傷・虫歯が原因になっている
乳歯の時に虫歯がひどかったり、ぶつけたなどの外傷を受けたりした場合は、
これから生え変わってくる永久歯に影響が出ることがあります。
エナメル質形成不全は歯の表面の病気です
歯の表面はエナメル質という、人の体の中で最も硬いもので覆われています。
そのエナメル質が何らかの原因で、先天的に影響を受けて、上手く作られなかった歯のことをエナメル質形成不全と言います。虫歯になりやすく、進行も早いので日々注意して観察する必要があります。
自分の歯・お子さんの歯を見てチェックしてみよう
・濃い白色をしている
・黄色っぽい色をしている
・茶色っぽい色をしている
1つでも当てはまれば、軽度のエナメル質形成不全の可能性があります。歯が白く濁っている時は初期虫歯の可能性も考えられます。
治療方法はフッ素で強化とプラスチックの樹脂で補強
1.歯科医院で定期的にフッ素塗布していく
エナメル質がないことは虫歯菌が出す酸に弱い表面になっています。高濃度のフッ素を活用することで、
歯の質を強化し虫歯菌の作る酸に対して溶けにくい強い歯を作ることが出来ます。 そして虫歯の予防にもなります。
2.プラスチックの樹脂で修復
必要に応じて柔らかくなった所、でこぼこになっている所、欠けた所にはコーティング剤やプレジンという
プラスチックで補強・修復をします。 また大人になった時点でに見た目や色が気になる方は、
歯を削って、表面や全体をセラミックで覆うことも出来ます。歯を削ることになるのであまり積極的に進めません。
家庭でできること
フッ素でのホームケアをすること
自宅用の低濃度のフッ素ジェルやフッ素洗口液を使用しましょう。
毎日フッ素を取り込むことによって歯質を硬くすることが出来て、虫歯予防になります。
エナメル質形成不全は正しいケアが出来ていれば問題ない病気です。
ちゃんとした知識がないとすぐに虫歯になってしまうこともあるので、大切な歯を守っていくために歯ブラシしっかりして定期的に吹田の歯医者でフッ素塗布しましょう。