前歯の治療について
更新日時:2016/06/06
カテゴリ:ブログ
こんにちは。
JR吹田駅東改札北出口すぐの歯医者
ゆうき歯科 です。
今日は 前歯の治療についてお話しします。
前歯を治療する時、せっかく治療をするならきれいな前歯にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。前歯の治療でおすすめなのがオールセラミッククラウンです。オールセラミッククラウンは金属を使わないために審美的に高い前歯にすることができるのです。
前歯をオールセラミッククラウンにしたほうがいい7つの理由と費用、期間についてお伝えします。ぜひ参考にしてください。
1.オールセラミッククラウンとは
オールセラミッククラウンとは金属を使わずセラミックだけで歯に被せ物をすることです。前歯では透明感のある自然な歯を再現し、奥歯では強度の高いセラミックを使うことによって、機能的にも審美的にも歯の機能を回復することができます。また、金属を使わないことによって金属アレルギーや歯茎の黒ずみを予防することもできます。
2.前歯をオールセラミッククラウンにしたほうがいい7つの理由
2−1.きれいな前歯は知的に見える
オールセラミッククラウンは人の見た目をも変えることができるセラミックです。前歯が黒く変色していたり、前歯の被せ物が黄色く劣化したりしては人と話していても説得力が低下してしまいます。きれいな前歯は知的に見え、相手に好印象を与えます。
2−2.透明感のある自然な歯にすることができる
オールセラミッククラウンの最大の特徴は自然の歯のような透明感を出した被せ物を作ることができることです。歯には神経があり、黄色っぽい象牙質と、歯の表面を覆っている透明なエナメル質があります。このエナメル質の透明感を自然に作ることができるのがオールセラミッククラウンなのです。
2−3.自分のしたい白さにできる
今まで自分の歯が黄色や灰色だったので、被せる時はきれいな歯の色にしたい、このようの要望にも応えられるのがオールセラミッククラウンです。周りの歯の色に合わせたい、周りの歯の色より少し白くしたいなど、色を自由に選択することができます。
2−4.歯茎が黒くならない
金属を使う保険の差し歯の場合、金属が歯茎に漏れ出し、歯茎が黒くなってしまうことがあります。特に金属の土台を使うと歯茎が黒くなりやすいです。一度黒くなってしまった歯茎は刺青のようになり、被せ物を後から変えても、歯茎の色が戻らないのです。そのため前歯には金属を使わない治療をお勧めします。
2−5.金属アレルギーにならない
オールセラミッククラウンは金属を使わずに治療を行います。金属は水分があるところではイオン化し、いつも成分が漏れ出しています。そのため金属イオンが体の中に蓄積し、ある日突然金属アレルギーになることがあるのです。できるだけ口の中には金属を入れないようにしたほうがいいのです。詳しくは「お口の金属は大丈夫?金属アレルギーを悪化させないための7つの対策」を参考にしてください。
2−6.きれいな状態を長期間維持できる
オールセラミックは陶器の材料でできているため、色が変色したり、劣化することはありません。そのため長期間、変色もなくきれいな状態が維持できるのです。
2−7.精度が高く、虫歯になりにくい
現在のオールセラミッククラウンはコンピュータで設計され、高い精度で作ります。歯科技工士が精度の高い調整や色付けをして作られます。そのため、虫歯になりにくいオールセラミッククラウンが出来上がります。
3.オールセラミッククラウンの費用と期間
3−1.前歯のオールセラミッククラウン
前歯のオールセラミッククラウンは審美性を重視します。周りの歯や歯茎との調和を整えるため仮歯を入れて整えます。また、色を決めるために写真を撮って患者さんの希望の色になるようにします。治療回数は2〜5回程度です。
3−3.大臼歯のオールセラミッククラウン
大臼歯のオールセラミッククラウンは白さと機能性を重視します。大臼歯のオールセラミッククラウンは噛む力が強くかかるためジルコニアというセラミックを使います。ジルコニアは白いのですが透明感がないため、奥歯やブリッジの時によく使います。
*治療回数は歯茎の状態や根の状態によって変わります。
4.オールセラミッククラウンの治療法
4−1.神経がない歯はグラスファイバーの土台
神経のない歯は歯が割れにくいようにグラスファイバーの土台で補強します。歯の神経が無くなってしまうと、歯はもろくなり、金属など硬い土台を入れてしまうと歯が割れてしまうことがあります。特に前歯は歯が細いためにグラスファイバーの土台で歯を強化し、オールセラミッククラウンを被せて、歯、土台、冠を一体化させるようにします。詳しくは「前歯の差し歯の寿命が短くなってしまう7つの理由と対応策」を参考にしてください。
4−2.仮歯で歯茎の状態を整える
仮歯は冠を被せるまで見た目を回復させておくものです。もう一つの重要な役割は歯茎の状態を整える目的があります。せっかくきれいなオールセラミッククラウンを被せても、すぐに歯茎が下がってしまえば、見た目が悪くなってしまいます。仮歯で歯茎との調和を整え、最終的な被せ物を作ります。
4−3.オールセラミッククラウンの型取り
歯の形を模型にするするために、歯の型を取ります。正確な模型はオールセラミッククラウンの調整や適合の精度を高めます。
4−4.最終調整と歯に付ける
出来上がったオールセラミッククラウンは口の中で最終確認し、調整してから歯につけます。1、2週間すると歯茎に馴染み、オールセラミッククラウンと歯茎が自然な形になってきます。
最後に
前歯は人の印象を変えます。今後長い目で見ればオールセラミッククラウンで治療したほうが他の治療法で行うよりも、きれいで、安全で、長持ちする治療です。
JR吹田駅東改札北出口すぐの歯医者
ゆうき歯科 です。
今日は 前歯の治療についてお話しします。
前歯を治療する時、せっかく治療をするならきれいな前歯にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。前歯の治療でおすすめなのがオールセラミッククラウンです。オールセラミッククラウンは金属を使わないために審美的に高い前歯にすることができるのです。
前歯をオールセラミッククラウンにしたほうがいい7つの理由と費用、期間についてお伝えします。ぜひ参考にしてください。
1.オールセラミッククラウンとは
オールセラミッククラウンとは金属を使わずセラミックだけで歯に被せ物をすることです。前歯では透明感のある自然な歯を再現し、奥歯では強度の高いセラミックを使うことによって、機能的にも審美的にも歯の機能を回復することができます。また、金属を使わないことによって金属アレルギーや歯茎の黒ずみを予防することもできます。
2.前歯をオールセラミッククラウンにしたほうがいい7つの理由
2−1.きれいな前歯は知的に見える
オールセラミッククラウンは人の見た目をも変えることができるセラミックです。前歯が黒く変色していたり、前歯の被せ物が黄色く劣化したりしては人と話していても説得力が低下してしまいます。きれいな前歯は知的に見え、相手に好印象を与えます。
2−2.透明感のある自然な歯にすることができる
オールセラミッククラウンの最大の特徴は自然の歯のような透明感を出した被せ物を作ることができることです。歯には神経があり、黄色っぽい象牙質と、歯の表面を覆っている透明なエナメル質があります。このエナメル質の透明感を自然に作ることができるのがオールセラミッククラウンなのです。
2−3.自分のしたい白さにできる
今まで自分の歯が黄色や灰色だったので、被せる時はきれいな歯の色にしたい、このようの要望にも応えられるのがオールセラミッククラウンです。周りの歯の色に合わせたい、周りの歯の色より少し白くしたいなど、色を自由に選択することができます。
2−4.歯茎が黒くならない
金属を使う保険の差し歯の場合、金属が歯茎に漏れ出し、歯茎が黒くなってしまうことがあります。特に金属の土台を使うと歯茎が黒くなりやすいです。一度黒くなってしまった歯茎は刺青のようになり、被せ物を後から変えても、歯茎の色が戻らないのです。そのため前歯には金属を使わない治療をお勧めします。
2−5.金属アレルギーにならない
オールセラミッククラウンは金属を使わずに治療を行います。金属は水分があるところではイオン化し、いつも成分が漏れ出しています。そのため金属イオンが体の中に蓄積し、ある日突然金属アレルギーになることがあるのです。できるだけ口の中には金属を入れないようにしたほうがいいのです。詳しくは「お口の金属は大丈夫?金属アレルギーを悪化させないための7つの対策」を参考にしてください。
2−6.きれいな状態を長期間維持できる
オールセラミックは陶器の材料でできているため、色が変色したり、劣化することはありません。そのため長期間、変色もなくきれいな状態が維持できるのです。
2−7.精度が高く、虫歯になりにくい
現在のオールセラミッククラウンはコンピュータで設計され、高い精度で作ります。歯科技工士が精度の高い調整や色付けをして作られます。そのため、虫歯になりにくいオールセラミッククラウンが出来上がります。
3.オールセラミッククラウンの費用と期間
3−1.前歯のオールセラミッククラウン
前歯のオールセラミッククラウンは審美性を重視します。周りの歯や歯茎との調和を整えるため仮歯を入れて整えます。また、色を決めるために写真を撮って患者さんの希望の色になるようにします。治療回数は2〜5回程度です。
3−3.大臼歯のオールセラミッククラウン
大臼歯のオールセラミッククラウンは白さと機能性を重視します。大臼歯のオールセラミッククラウンは噛む力が強くかかるためジルコニアというセラミックを使います。ジルコニアは白いのですが透明感がないため、奥歯やブリッジの時によく使います。
*治療回数は歯茎の状態や根の状態によって変わります。
4.オールセラミッククラウンの治療法
4−1.神経がない歯はグラスファイバーの土台
神経のない歯は歯が割れにくいようにグラスファイバーの土台で補強します。歯の神経が無くなってしまうと、歯はもろくなり、金属など硬い土台を入れてしまうと歯が割れてしまうことがあります。特に前歯は歯が細いためにグラスファイバーの土台で歯を強化し、オールセラミッククラウンを被せて、歯、土台、冠を一体化させるようにします。詳しくは「前歯の差し歯の寿命が短くなってしまう7つの理由と対応策」を参考にしてください。
4−2.仮歯で歯茎の状態を整える
仮歯は冠を被せるまで見た目を回復させておくものです。もう一つの重要な役割は歯茎の状態を整える目的があります。せっかくきれいなオールセラミッククラウンを被せても、すぐに歯茎が下がってしまえば、見た目が悪くなってしまいます。仮歯で歯茎との調和を整え、最終的な被せ物を作ります。
4−3.オールセラミッククラウンの型取り
歯の形を模型にするするために、歯の型を取ります。正確な模型はオールセラミッククラウンの調整や適合の精度を高めます。
4−4.最終調整と歯に付ける
出来上がったオールセラミッククラウンは口の中で最終確認し、調整してから歯につけます。1、2週間すると歯茎に馴染み、オールセラミッククラウンと歯茎が自然な形になってきます。
最後に
前歯は人の印象を変えます。今後長い目で見ればオールセラミッククラウンで治療したほうが他の治療法で行うよりも、きれいで、安全で、長持ちする治療です。