親知らず 抜いた後の注意事項
更新日時:2017/11/29
カテゴリ:ブログ
こんにちは。
JR吹田駅東改札北出口すぐの歯医者 ゆうき歯科です。
今回は 親知らず抜歯後の注意点についてです。

親知らずを抜いた後は、どのようなことに注意をしたらよいのでしょうか?

基本的には、一般的な歯の抜歯後と同じになります。


①抜いたその日は安静に

歯を抜くと出血します。
「かさぶた」の状態になるまでは血が出やすいため、アルコールや運動、長時間入浴などの血行が良く(=出血しやすい)なるようなことは控えてください。

もし出血するようならコットン等を約20分ほど噛み、圧迫止血しましょう。


②抜いた穴の内部は触らない

絶対にしてはいけないことは、口の中で水をころがし、抜いた穴の中のゼリー状のもの(これが「かさぶた」)を洗い流してしまうことです。
「かさぶた」を汚いと思って剥がすと、いつまでたっても治りません。
傷口が細菌感染することがあります。


③腫れた時には軽く冷やす

下あごの親知らずを抜いた時に起こりやすいのが「抜いた後の腫れ」です。
このような時は、軽く冷やすと腫れを減らすことが出来ます。
冷やしすぎには注意してください。


④1週間以上痛みが続くときは注意

かさぶたが綺きれいに出来なかったり、剥がれたりした場合は、抜いた穴がなかなか塞がらず、骨の一部分が外から見えてしまっていることもあります。(ドライソケットといいます)
抗生物質などの薬剤を抜いた穴の中に入れたり、再び麻酔をしてから穴の中をきれいにするなどの治療を行ないます。

「ドライソケット」がひどい場合には、歯を抜いた後、1ヶ月以上も痛くなる場合もあります。
完全に予防することは不可能なので、抜いた後にズキズキ痛みが続いていたら、まずは歯科医院で診てもらうようにしましょう。


一般に親知らずの抜歯後は、完全に落ち着くまでに1ヶ月程度、抜歯後の穴が塞がるまでに3〜6ヶ月程度掛かることもよくあります。